愛しのドールをプロデュース -Nostalgic Story PartⅢ-                        第四話「マリル歌唱! 突き付けられる伝説の不採用通知」

前回のNostalgic Story
愛ドル達とノスタルジアの生中継スタジオ争奪戦の火ぶたが切って落とされた!
Cスタジオではカメラを一切譲らないマユに対し、前に出られない桜雪が圧倒されていた。
お構いなしにアピールを続けるマユの死角を突き、桜雪はようやくファンを増やし続けた。
一転して追い詰められたマユは桜雪の弱点であるメンタルを攻め、勝利目前まで追い上げた。
マユがトドメのアピールをしようとしたその時、桜雪が覚悟を決めて自分の大切なリボンを外す。
その覚悟に心を動かされたマユは降参し、Cスタジオは桜雪が大きな犠牲を払い辛くも勝利した。
Bスタジオ、Cスタジオの2つを制圧した愛ドル達!そして最も重要なAスタジオではアリサがやりたい放題やっていた…。

~Aスタジオ~

アリサ「かしましすぎるアリサは無しー?」

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TVの前のファン達「有りさー!」

アリサ「かしこすぎるアリサは無しー??」

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現場スタッフのファン達「有りさー!!」

アリサ「かわいすぎるアリサは無しー???」

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司会者「もちろん有りさー!!!」

アリサ「アリサのキュート☆レボリューションはまだまだ終わらないよー♪みんな付いてきてねー♪」

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一同「アリサちゃーん!」「アリサたーん!!」「あーりーん!!!」

アリサ「(チラッ)」

マリル「……。」

アリサ「(マリルちゃん、放送が始まってからずっと後ろにいるだけ…。どうして何も仕掛けてこないんだろー…?)」

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司会者「TVを観ている方々からのFAXが「あーりん」という文字で埋め尽くされております!この可愛さなら当然でしょう!!」

アリサ「みんなーありがとー♪じゃーアリサからみんなにお礼の歌をプレゼントするねー♪」

マリル「……!」

アリサ「曲はアリサのオリジナル曲!「ありがとアリサ」♪」

司会者「なんと即興で歌を作ったー!可愛い上に頭の回転も速いとか惚れるしかありません!!」

アリサ「ありがとアリサー♪略してありアリサー♪」

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ファンの合いの手「ありがとアリサ!ありアリサ!!」

マリル「アリサ、とうとう歌い始めた…今こそ私がアピールを始める時。この勝機は絶対に逃さない。

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~ファッションイベント会場~

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マヤ「(やっと着いた~。早くみんなを探して合流しないと!)」

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ファッションイベント観客A「いやー凄かったな。ノスタルジアの可変式コーデ!」

ファッションイベント観客B「愛ドルも可愛かったけど、あれに比べたらな~。あれ?愛ドルってどんなコーデを披露してたっけ?」

マヤ「(…本当に話題をかっさらわれちゃったみたい。みんな、もしかして落ち込んで立ち直れてないんじゃ…?)」

???「いつまで落ち込んでんのよ!ファッションイベントは終わったんだからさっさと事務所に帰るわよ!!」

マヤ「(向こうから思いっきり聞き覚えのある怒号が…行ってみよう~。)」

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~ファッションイベントステージ裏~

マヤ「見つけた!みんな~!!大丈夫~?」

マミ「あらマヤ!わざわざ迎えに来てくれたの?ゴメンね、一人ショックで動けなくなっちゃったから帰れないのよ…。」

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マヤ「やっぱり落ち込んでたんだ…誰が落ち込んでるの~?マキ?マリちゃん?リセちゃん?」

マミプロデューサー。ご覧のとおりよ。」

マヤ「……。」

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ちくしょー何が可変式コーデだバッキャロー…。
そもそも意味が分からねーんだよ、あれのどこがゆる襟ニットより良い訳?
どいつもこいつも見る目ねーんじゃねーの、コノヤロバカヤロコノヤロー…。

マリ「まぁまぁPさん、そう言わずに…私の頑張りも足りませんでしたので。」

マキ「そんな気にする事ないっしょ~。」

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マヤ「(普通落ち込むアイドルを励ますのがプロデューサーなのに…立場逆でしょ…。)」

マリ「困りましたね、いつまでもここにいる訳には…。」

マキ「でも、これじゃあどーしよーもないよね~。一歩も動こうとしないんだもん。」

マヤ「プロデューサー…?」

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あっ、ピグモン。

マヤ「(ピグモン…?)生放送のスタジオにリセちゃんを連れて行かないといけないのに、落ち込んでる場合じゃ…。」

リセ「生放送のスタジオに私を?もしかしてまっくす☆きゅーとの生中継ライブの話?」

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マヤ「そうそう、リセちゃんが来ないから大変な事になってるんだよ~。」

リセ「私はプロデューサーから、生中継ライブは来週って聞いたけれど…。

マヤ「…P、もしかしてスケジュール間違えた~?」

何だって!?
いやいや、日付を間違えるなんて初歩的ミスをするわけないだろ!
ほら、スケジュール帳にちゃんと…あっ生中継ライブ今日だわ。

マヤリセ「プロデューサー!!」

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あーもうダメだ、ファッションイベントでは負けるわスケジュールは間違えるわ…最悪だ…。
昔からそうだった、嫌な事が立て続けに起こるんだよ…もう嫌だ…。

マミ「今はそんな事言ってる場合じゃないでしょ!アンタ達完全に遅刻じゃない、急がないと!!」

うおぉぉぉー!!!

マキ「うっわビックリした!外から凄い歓声が!!」

マリ「一体何の声でしょうか?見に行きましょう!」

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~Bパート~

~ファッションイベント会場外~

リセ「どうやらあのモニターに映ってる映像が原因みたいね。」

マヤ「あれは…!」

街中のデカいモニターで生中継が放送されとるー!!

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アルタ前的なモニターで放送されている生ライブ
画面には想像を絶する信じられない光景が映っていた


マリル「ありがとアリサー♪略してありアリサー♪」

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マミ「…アタシの幻聴かしら?今すっごくバカらしい歌詞が聞こえたんだけど。」

マリ「でも…歌詞が全く気にならなくなるほど、素敵な歌声です…!」

マキ「ちょっと誰々ー!?ノスタルジアの衣装を着てるあの初音○クは!?」

マヤ「あの子は三人目のノスタルジアでリーダーのマリルちゃん。
   Pの誤送信を見て私達のライブの日程を知って、ステージをジャックしちゃったの…。マイちゃんとマユちゃんと一緒に。」

誤送信なんてただのネタだったのに、こんな大事になるとは…。
ツイッターやめようかな…。

マミ「マイとマユも一緒なの!?ファッションショーの後にそのままマヤ達の所へ行ってたなんて!」

マリ「再び対峙するのはもっと後かと思ってましたが、まさかファッションイベントの後に直行とは…やられましたね…。」

リセ「マリル…?少し噂で聞いた事があるわ。私が脱退した後に入ってきた歌姫。
   何か問題を起こして消息不明になったって聞いていたけれど…。」

あれ?後ろにちょっと映ってるのアリサじゃね?

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マミ「ウソでしょ…!?何やってんのよアリサ!アンタはもっと大胆に映るキャラでしょ!!」

えぇーいノスタルジアはいい!アリサを!!あーりんを映せ!!!

マヤ「(あのアリサちゃんが全然アピール出来ずに後ろにいるだけなんて…一体何があったの!?
   お願いアリサちゃん…私達が着くまで頑張って!)」

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モニターを観てる一般人
「マリル様ー!」
「マリル様素敵ー!!」
「マリル様最高ー!!!」

マミ「ムカつくわねー…確かに聞き惚れるような歌声だけど、崇拝しすぎじゃない?ちょっと怖いわ…。」

マキ「観てる人みんな変なテンションだもんね~。あたし達は別に何ともないけど~。」

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俺も意外と全然平気なんだぜ。
リセたんの方が歌上手いんじゃないの?

リセドールショック…思い出したわ!マリルが起こした問題。確かDS(ドールショック)!
   イベントで見に来た観客とスタッフを全員気絶させてしまった事件だったわ!」

マリ「DSなら私も聞いた事があります!ドールに対する愛しい気持ちが高まりすぎて心臓に負担を与えてしまう現象…でしたよね?」

リセ「まさか彼女…観客を気絶させないギリギリの破壊力のDSを身に着けたのでは…!?

マリDSの出力調整…そんな事が可能なのですか!?
   もしそうだとするとマズいです!このままでは放送を見た全ての人がマリルさんの虜に!!

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マキ「いやーあたし頭悪いからかな~?2人の会話内容が全っ然理解出来ないんだけど!」

マミ「あら、珍しく意見があったわねマキ。アタシもよ。」

マヤ「じゃあ、私達がスタジオへ行ってもDSを使うマリルちゃんには勝てないの…?」

マリ「恐らく難しいでしょう…せめて私達もDSが使えれば、太刀打ち出来るかもしれませんが…。
   私達は今まで見た人を虜にした事なんてありませんからね…。」

マキ「Pを除いてね~。Pはすぐおかしなテンションになるもんね~。」

マミ「そういえば昔、アタシのプロデュースの最中に鼻血を出したわよね?あれもDSだったんじゃないの?気持ち悪い。」

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人様の生理現象を気持ち悪い呼ばわりするんじゃねぇ!
言っとくけど勝手にテンション上がるのも俺のせいじゃなくてみんなのせいだから!!

リセ「私達とノスタルジア…同じドールアイドルなのに、何故私達はDSが使えないのか。
   彼女達にあって、私達に無いものが何かあるはずよ。

マヤ「…ノスタルジアのみんなにあって、私達に無いもの…。」

もうダメだ…おしまいだ…。
アリサでさえ圧倒されたんじゃ無理、俺達の活動は今日で終わるんだ…。
このままノスタルジアにドールアイドルのジャンルを支配されて、俺達の居場所は無くなる…。

マヤ「プロデューサーの…バカー!!!

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グッシャアァァー!!!

痛っ!いったぁー…。
せっかくマッサージしてもらったのに!!


マキ「ちょっとマヤ!?何やってんの!?」

マミ「思いっきりグーで殴ったわね…。」

マヤ「プロデューサーが諦めてどうするの!?
   サユちゃんも小春ちゃんもアリサちゃんも居場所を守るために頑張ってるのに…それは無いよ…。」

マヤ…。

マヤ「…思わず殴ってゴメンなさい。でも許してね、これが最後のスキンシップだから…。」

!?
えっ…最後って…えっ?

マヤ「今までお世話になりました。私…今日であなたのドールを辞めます。

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マキ「あれは…伝説の不採用通知!

マリドールがオーナーに決別を言い渡す、あの伝説の!?

マヤ「もうこれ以上、ダメダメなPに付き合いきれないから…みんなもゴメンね。」

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マヤは走り去った。
その場から走り去った。
仲間の下から走り去った。
そして…プロデューサーの下から走り去った…。


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Secre

プロフィール

遊びに来てくれてありがと~♪

このプロフィール画像、超可愛い!!

プロデューサー名
"dollm@ster" AkiP

プロデュース方針
・ドールの可愛さを伝える
・お気に入りのドールの魅力を引き出す
・ドールに対する内に秘めた感情を発散する
・ドールによる寸劇・ドラマを繰り広げる

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