愛しのドールをプロデュース -Nostalgic Story PartⅢ-                         第八話「奇跡を起こす一矢! 永遠の愛ドルプロデュース」

前回のNostalgic Story
マリルのDSで気を失い、走馬灯を見たAkiP。
頭の中を巡った思い出は愛ドル達と若干どうでもいい思い出ばかりであった。
一方、マリルの妖精モードに対抗するため、ゆる襟ニット着こなし隊が立ち上がった。
「君のためのゆる襟ニット」をフルバージョンを披露するも、マリルのDSには及ばなかった。
そんな中、過去の記憶から本来の目的を思い出し、AkiPが目覚めた。
その時、マヤに不思議な事が起こり…




マイ「天使だぞ…。」

マユ「天使ですわね…。」

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カメラマン「…俺、起きたばかりで寝ぼけてるんですかね…?カメラに天使が映ってるんですけど…。」

ディレクター「俺にも見える…夢でも見ているようだ…。」

マリル「有り得ない!Pがいるドールに、こんな強力なDSが使えるハズ…ない!持ち歌のノスタルジッキュートを歌って圧倒する!」

マリル「私達の歌声でー♪思い出させてあげるよノスタルジー♪」

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スタッフA「マヤ様…!」

スタッフB「マヤ様~!」

スタッフH「アンジェリーナ様あぁ~!」

マリル「私の歌が全く届かない…見ている人達の周りを何かが包んで、防壁になっている…。」

マリ「マヤさんのオーラが見ている人の心を優しく大らかに包み込んでいくような感じです!」

リセ「あれもDSの一種なのかしら?もはや理屈じゃないわね…。」

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マヤ「マリルちゃん…ステージの取り合いは、もう終わりにしよう。
   ドールジャンルの枠を奪い合わなくても、きっとお互い活動していけるはずだよ。」

マリル「…それは出来ない。この狭いジャンルに複数のユニットの需要なんてないから…どちらかが独占するべき。
    独占するまで私は…歌い続ける!

マヤ「マリルちゃん…これ以上、気絶する人を増やす訳にはいかないから…ゴメンね!」

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マヤラブプロデュースアロー!!!

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グサッ!

一同「よく分かんないデザインの矢を手掴みで直接マリルにブッ刺したー!!!

弦は使わないのかよ!

マイマユマリルーッ!!

マリル「うっ…刺さった弓矢から直接心に伝わってくる…!マヤが…愛ドル達がファンを大切にしている想いが…!」

マイ「おい大丈夫かマリル!?」

マユ「今すぐ手当を!」

マリル「2人ともありがとう、大丈夫。この矢は傷つける為の道具じゃない。私にファンとの向き合い方を教えてくれる為の矢…。」

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マリル「そう、私どうかしてた…。応援してくれる人達を気絶させて魅了しようとするなんて…。
    歌は人を傷つける為の道具じゃないのに、マイとマユとの再活動をしたい一心で…。」

マイマユ「マリル…。」

マリル「愛しのドール、マイ、マユ…本当にごめん。やっぱり私にはドールアイドル活動は出来ない。する資格もない。
     もし活動しても、また見てくれた人々を気絶させてしまうかもしれないから…。」

マヤだったら、ウチの事務所に来れば良いよ~♪
   そうすれば争う必要もないし、DSを与える事も無くなるよ~!ダメージが全部Pにいくから♪

…え゛っ!?

マリルマイマユ「…えっ!?」

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マリ「プロデューサーがいるドールにDSは使えない…確かに私達が考えるDSの定義でしたら、その方法で解決しますね♪」

(いやいや、解決しますね♪じゃねーよ。俺へのダメージが増加するのはスルーかよ。)

マイ「でも…なぁ?」

マリル「…ここまで酷い事をしたのに…同じ事務所に入れてくれるの…?」

マヤ「うん♪みんなはどう思う~?」

小春「マヤ先輩がそう仰るならOKだと思います!」

マリ「一緒に頑張りましょう、みなさん♪」

リセ「また一緒に活動することになりそうね。」

サユ「わ、私も良いと思うよ!」

アリサ「アリサもそれで良いよー、一番可愛いのはアリサっていうのは変わらないからー♪」

マミ「全く…まぁ解決したのはマヤだし、文句言えないわ。」

マキ「その割には嬉しそうだね~マミマミ♪」

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(この流れ、俺が拒んだら完全にKYだよなー…。)
えーっと…これからよろしくお願いします。

マリル「みんな…ありがとう。」

マヤ「あっもうすぐ放送が終わるね~!みんな~、最後に決めるよ~♪」

マヤ「以上!私達…」

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ノスタルジア「今を更新するアイドル!」

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サユ小春アリサ「1/6ヒロイン!」

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ゆる襟ニット着こなし隊「愛しのドール…」

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全員「ゼーット!!!!!!!!!!!ありがとうございましたー!

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愛しのドールをプロデュース -Nostalgic Story PartⅢ-



~エピローグ~

放送終了後…

この生中継ライブを覚えている人間は誰もいなかった。
TVで観ていた視聴者はもちろん、その場にいたスタッフ達、司会者さえも…。
恐らくマヤ・ビーナスフォームの女神パワーがこの時起こった全ての衝撃を天に運び、人々の記憶から抹消したのだろう。
そもそもあのマヤの突然の変身は一体何だったのだろうか?
たぶんΩに覚醒した的なノリなのだろうが、正直俺もマヤも未だに良く分からない…。

アリサには3匹のおっさんファンが増えた。
戦場となった3つのスタジオのスタッフ達だ。

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聞いたところによると、この三人はアリサにスタジオを使わせてほしいとお願いされただけでオトされたらしい…。
誰もが記憶を失っているのに、この三人だけなぜ…?
アリサがDSを使ったという説が濃厚だが、俺と契約してるからDSは使えるはずないんだよな…。
納得出来ないのでアリサにナズェDSが使えるんディス!?と聞いたら「だってあーりんだもーん☆」
とかいう、いつも通り便利な返答をしてきやがったので若干ムカついたが、
それ以上に可愛いと思う気持ちの方が強かったぜチクショウ。

俺と契約を切っていたゆる襟ニット着こなし隊の四人とは再契約を交わした。

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マミは「またアンタとの下らない活動が続くのね、最悪だわ!」といつもと変わらぬ毒を吐いてきたが、
再契約する時、誰よりも早く真っ先に俺の所へ来た。
「あっようやくデレた?」と俺は嬉しくなったが、
その理由は「早く再契約を終わらせて家に帰りたいから」という至極分かりやすくしょうもない理由だった…だよねー。

小春は今回のステージアピールが評価され、愛ドル候補生から正規の愛ドルに昇格した!
判断したのは俺ですけどね。あれほど凄いパフォーマンスが出来る子を候補生のままにしておくわけにはいかないからな。
昇格の事を告げるとマヤ・サユ・リセの元へ全力ダッシュしていき、何度も深々とお辞儀をした後、喜びを体全体で表現していた。

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サユは今後の事について、かなり悩んでいるようだ。

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リボンは彼女の約3年間の活動を支えてきた大切なトレードマーク。
それをある日突然外して活動するのが不安で仕方ない様子だ…。
愛ドル達が彼女を励ましているものの踏ん切りがつかなかったので、しばらくお休みを与えた。
サユのリボンを結べないのは私の責任だ。だが私は謝らない。その恐怖心を克服して、必ず活動に戻ってくれると信じているからな。
そしてきっと今以上の実力を身に着けて、再びファンの前に舞い戻ってくるはず…!

ノスタルジアは結局、ウチの事務所専属の愛ドルにはならなかった。

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ノスタルジアの事務所が「あの三人が抜けたらウチの事務所は終わりだ…。」と絶望めいた言葉を呟いて可哀想だったので、
DSを与えかねかねない危険な仕事の時のみ俺がプロデュースをし、基本的には向こうへ預ける事になった。
俺マジ精神的にも紳士。
ただその取り決めが決まった後、向こうの事務所は調子こいて
「以前ウチにいたリセも預けろ!」とかほざきはじめたが、俺は思い切りシカトをぶっこいた。

~そんなこんなで事務所~

マヤ「ねーねーP、本当に何だったんだろうね?あの変身~。」

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俺もビビったわ、突然光りだしたと思ったら目の前に天使がいるんだもの…。
覚えている事といったら、起きる直前に昔の事が頭の中に浮かんだことかなぁ。
マヤと俺が最初に出会った時の事。
もしかしたらあの最も衝撃的なDSが俺からマヤに伝わって、DSが具現化したとか…やっぱ分かんね。

マヤ「ふ~ん…そういえばさ、あの時は勢いで再契約しちゃったけど…急展開すぎてよく覚えてないんだよね~。
   あんな簡単で良かったの~?」

その辺も知らないわー、何をもってプロデューサーと愛ドルの関係になるのか…。
現実的には契約書を読んで同意して書類を書いてハンコを押してって感じだろうけど…全然神秘的じゃないわー。

マヤ「せっかくだしさ、改めて契約をしてみない~?私達だけのとびっきりロマンチックなやつ♪」

なんか珍しくメッチャ機嫌良いな…!
そうだなぁ…えー、じゃあ…超可愛いマヤ。
これからも俺と一緒に愛ドル活動してくれる?

マヤ「うん、もちろん♪だって私はPの愛ドル…愛しのドールだから~♪」

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マヤと俺のイッチャイチャラブラブENDおぉーーー!!!




みなさんこの三年と約三ヶ月間、応援ありがとうございました!
またお会いする日まで!!

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ジャンル : 趣味・実用

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Secre

No title

え!? なにこれ!?
まさか最終回じゃあないですよね!!?

No title

このラストに向けて別のグループとしての活動や敵対関係などがあったのですね・・
伏線張ってラストできちんと回収とはAkiPさん、ブログでなくてこれはもう本当に作品ですよ・・・
天使のマヤさんの神々しさには圧倒されて、なんかもう言葉が出なくなってしまいますね。
美しい女神のようなマヤさんが繰り出した技もまた美しい技なのだろうと思ったら、まさかの手づかみ弓矢!?
いや、でもそれもマヤ様だからこそなせる技なのでしょう。
小春さんは正式に愛ドルへ、サユさんはリボンとの決別を胸にしばしの休養、新しい年度に向かってみんなそれぞれ変化の時期なんですね!
AkiPさんもどうやらマヤさんとの関係性が変わるかも?

長いお話づくりお疲れさまでした!
また新たな展開へ向かっていく愛ドル達の今後も楽しみにしています!

No title

ノスタルジックストーリー完結、お疲れさまでした!
マヤさんのビーナスフォームから、まさかのハンドアロー(笑)で、マリルさんの心の扉が解放されるとは・・・!
友情、バトル、仲間との絆、そして愛ドルさん達の素敵なステージと、沢山のテーマが盛りこまれていて、
とても楽しく拝見させてもらいました!

マヤさんとの関係も元通りになり、他のメンバーの気になる後日談もフォローされていて、
あとは次回作の「ゆる襟ニットは砕けない」が始まるのを楽しみに・・・
と思ったら、ノスタルジック三部作だけでなく、まさかのプロデュース活動が終了?!
それとも、新たなストーリーの幕開けなのでしょうか?
これは次回からの展開が気になります・・・!

Re: No title

>マッスル☆松尾さん

> え!? なにこれ!?
> まさか最終回じゃあないですよね!!?

どうなんでしょう…?
でも一区切りついた感じはありますねー。

Re: No title

>komoさん

> このラストに向けて別のグループとしての活動や敵対関係などがあったのですね・・
> 伏線張ってラストできちんと回収とはAkiPさん、ブログでなくてこれはもう本当に作品ですよ・・・

今回の話に今までの設定を合わせた所もありますが、過去の話はこの最終章へ向けた流れにしてあります。
伏線はこじ付けな部分もありますが、頑張って回収しました(笑)
作品ですか、もったいなすぎる褒め言葉をありがとうございます!

> 天使のマヤさんの神々しさには圧倒されて、なんかもう言葉が出なくなってしまいますね。
> 美しい女神のようなマヤさんが繰り出した技もまた美しい技なのだろうと思ったら、まさかの手づかみ弓矢!?
> いや、でもそれもマヤ様だからこそなせる技なのでしょう。

マヤも満を持して登場するために、今まで出番を控えてました。
今までで一番インパクトのある姿を思い浮かべた時、やはり天使姿のこれでしたねー(笑)
オーラで決着をつける方法は小春のときにやったので、マヤの決着のつけ方はすごく悩みました。
そんな中、買い物へ行ったら天使が持っていそうな矢のフィギュアを見つけたので、
これを武器にしちゃえばいいやみたいなノリで決定しました(笑)

> 小春さんは正式に愛ドルへ、サユさんはリボンとの決別を胸にしばしの休養、新しい年度に向かってみんなそれぞれ変化の時期なんですね!
> AkiPさんもどうやらマヤさんとの関係性が変わるかも?

今後、全員の変化を伝えられればと思います。
特にサユの立ち位置が結構変わる予定です。
マヤは一切変わりません(笑)

> 長いお話づくりお疲れさまでした!
> また新たな展開へ向かっていく愛ドル達の今後も楽しみにしています!

komoさんもこんなに長い記事を最後まで読んで頂きお疲れ様でした、ありがとうございました!
新展開、案が多すぎて迷っているのですが頑張りたいと思います!!

Re: No title

>紳士マンさん

> ノスタルジックストーリー完結、お疲れさまでした!
> マヤさんのビーナスフォームから、まさかのハンドアロー(笑)で、マリルさんの心の扉が解放されるとは・・・!
> 友情、バトル、仲間との絆、そして愛ドルさん達の素敵なステージと、沢山のテーマが盛りこまれていて、
> とても楽しく拝見させてもらいました!

ありがとうございます!
1部の予告から1年以上・・・長い間お付き合い頂きありがとうございました!
トドメはどうしようか、今までで一番悩みましたねー。
この矢を見つけて、天使の矢っぽいし、射手座の星矢的なトドメにも使える!と思いチョイスしました(笑)
話を書き終わって振り返った時、やはり自分はジャンプ的な熱いテーマが好きなんだなーと実感しました(笑)
今まで愛ドル達同士の関係性が希薄だったので、良い機会となったと思います!

> マヤさんとの関係も元通りになり、他のメンバーの気になる後日談もフォローされていて、
> あとは次回作の「ゆる襟ニットは砕けない」が始まるのを楽しみに・・・
> と思ったら、ノスタルジック三部作だけでなく、まさかのプロデュース活動が終了?!
> それとも、新たなストーリーの幕開けなのでしょうか?
> これは次回からの展開が気になります・・・!

話の開始当初からエピローグを描くのも憧れていたので、描けて楽しかったです(笑)
4部は・・・あったとしてもだいぶ先だと思います(笑)
プロデュース自体、良い区切りとなったので新展開?のために一度締めました。
ただ新たなストーリーの始め方のパターンが色々あって・・・どれにするか悩み中です(笑)

No title

ノスタルジックストーリー、最終回お疲れ様でした!!
コメント遅くなっちゃってすみません(;´Д`)

結構撮影処理がバリバリ入ってるのに矢を刺す時はノー加工なんだwと心の中で突っ込ませてもらいましたw
最後は羽が生えたり、みんな能力使いになっちゃったりしてなんだかすごい話になってきたけどどうなるんだろう、、、と思ってましたが、結局マヤちゃんとプロデューサーさんのラブラブエンドで落ち着いたようでなによりでしたw

ノスタルジックの話は落ち着いたようですが、また新シリーズが始まるんですかね?
新展開期待しています!
あのピンクの子とか、、、。

Re: No title

えりーなさん

> ノスタルジックストーリー、最終回お疲れ様でした!!
> コメント遅くなっちゃってすみません(;´Д`)

ありがとうございます、無事最終回を迎えられました!
長い間お付き合い頂きありがとうございました!

> 結構撮影処理がバリバリ入ってるのに矢を刺す時はノー加工なんだwと心の中で突っ込ませてもらいましたw
> 最後は羽が生えたり、みんな能力使いになっちゃったりしてなんだかすごい話になってきたけどどうなるんだろう、、、と思ってましたが、結局マヤちゃんとプロデューサーさんのラブラブエンドで落ち着いたようでなによりでしたw

そのシーン、効果を追加するのを忘れてたんですよね…(笑)
本当は刺さった所を光らせたかったんですがー。
書いてる途中から話が壮大になりすぎだろ、どう収拾つければ…と自分でも思ってましたが、
やりたいからやるしかないという一心で進めました。
締めもどうしようか迷ったんですけど、再契約で終わらせる締め方でとりあえずまとめました!

> ノスタルジックの話は落ち着いたようですが、また新シリーズが始まるんですかね?
> 新展開期待しています!
> あのピンクの子とか、、、。

新シリーズはやりたい事が多すぎてネタには困らないのですが、どこから手を付ければいいのか…。
とりあえず今日の夜22:30に温存していた単発ネタを公開できそうです!
ピンクの子も今月中には…(笑)
プロフィール

遊びに来てくれてありがと~♪

このプロフィール画像、超可愛い!!

プロデューサー名
"dollm@ster" AkiP

プロデュース方針
・ドールの可愛さを伝える
・お気に入りのドールの魅力を引き出す
・ドールに対する内に秘めた感情を発散する
・ドールによる寸劇・ドラマを繰り広げる

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